【重要】埼玉県特定再生資源屋外保管業の規制に関する条例施行規則の一部改正について
「埼玉県特定再生資源屋外保管業の規制に関する条例施行規則の一部を改正する規則」が令和7年5月27日に公布されました。
目次
- はじめに:規則改正の重要性
- 埼玉県条例規則改正のポイント
- 改正の経緯
- 改正の内容
- まとめ
- 許可申請や事業計画でお困りの際はご相談を!
1. はじめに:規則改正の重要性
令和7年1月1日に施行された「特定再生資源屋外保管業条例」では、屋外保管による環境悪化や火災リスクを防ぐため、事業者にさまざまな義務が課せられました。
また、令和7年5月27日に施行規則の一部改正が公布・施行され、対象範囲の明確化と規制の徹底が図られています。
弊所でも以前よりこの度の改正に関わりそうな事業者様に対しては、かねてよりご説明をしておりましたが、この度規則改正の運びとなりました。
2. 埼玉県条例規則改正のポイント
◼️ 改正の経緯
- 令和7年5月27日、「条例施行規則の一部を改正する規則」が公布・即日施行されました pref.saitama.lg.jppref.saitama.lg.jp。
- 条文中、「雑品スクラップに限る」誤解ある表現を修正し、金属スクラップ・プラスチック類・雑品スクラップのすべてを対象に含めるため、曖昧な文言を削除 pref.saitama.lg.jp。
◼️ 改正の内容
改正後の規則第11条(火災・延焼防止措置)には、全保管物に適用される以下の措置が明記されました pref.saitama.lg.jppref.saitama.lg.jp。
この改正により、安全面での管理義務が保管物の種類に関係なく義務化され、従来より厳格な運用となります。
3. まとめ
- 改正のねらい:対象範囲拡張と規制の明確化による環境・安全対策の強化
- 適用対象:金属、プラスチック、雑品スクラップすべてに、火災防止措置義務が拡大
- 免除範囲:「電池・潤滑油等」の処理義務は依然として雑品スクラップに限られる
- 施行時期:令和7年5月27日改正・その内容即日施行。ただし、令和7年1月1日以前に既営業の事業者は6月30日まで適用猶予あり pref.saitama.lg.jpcity.kawagoe.saitama.jp
行政書士視点のアドバイス
- 図面・平面図だけでなく、保管物の単位配置図や間隔の記録、混合防止策など、具体的な「火災防止計画図」が求められる可能性があります。
- 特に雑品スクラップを扱う事業者では、電池や潤滑油の除去・適正処理の実務体制も整備しなければなりません。
- 今後は、県による実地検査・書類チェックが増加する見込みのため、早期に準備・届出が安心です。
4. 許可申請や事業計画でお困りの際はご相談を!
- 許可申請書・届出書の作成に不安がある
- 現地調査・図面の収集方法を知りたい
- 既に保管中で、適合されているか不安…
【サービス内容】
495,000円(税込)~
- 営業届出書の作成
- 事業計画概要の作成
- 各種図面の作成
- 標準作業書の作成
- 各種公的資料の収集
- 営業届出書の提出
※事業場の数や規模等により変動いたします。
詳細については状況をヒアリングのうえ、お見積りを作成させていただきます。
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